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新サービス「PR Brain Studio」開始の背景

最短1時間で世の中起点のアイデアを一緒に考えるブレストサービス「PR Brain Studio」を提供開始しています。1月11日に配信したプレスリリースはこちら

本サービスを開始した背景について少しお伝えします。

サービス開始のきっかけ

一緒にやろうと思ったきっかけは、後輩プランナーの佐藤の存在です。

彼は、海外大学院進学に向けた準備に集中するため、前職を退職しました。
彼の挑戦が成功すれば、2024年夏に海を渡る予定となっています。

退職後、実質1年ほどの狭間の期間が生まれましたが、その間に転職することは現実的ではありません。

2023年末に久々に集まった忘年会で色々と話していると、どうやら進学に向けた準備もひと山を超え、機会さえあればPRの仕事をしたいいう。
ところが、もともとフリーランスとして独立の準備をしていた訳ではないため、その機会をつくるのに、苦労しているようでした。

優秀なプランナーを生かさないのは立派な社会損失

そんな彼は、30歳以下の若手クリエイターの登竜門、ヤングカンヌのPR部門の日本代表。
「先進国の孤独を解決するためのグローバルキャンペーン」がテーマです。

当時の企画はこちら

PR部門が新設されたのは確か2014年で、私も何度か挑戦したことがあります。
短い時間でアウトプットを完成させなければならず、なかなかハードだった記憶があります。
(英語力でも綻びは生じ、結果はいずれも惨敗でした・・・)

そんなハードな大会で優勝できるくらいの企画力があるのであれば、できる限り世の中に還元したほうがいい!と直感的に思いました。逆にこれを生かさないのは日本経済にとっての損失

思えば、彼は長らくプランナーとしてキャリアを歩んできて、プランニングの才を発揮し続けて来ました。一方、半分プランナー、半分ビジネスプロデューサーのポジションを8年ほど経験できていたので、何を誰にどうやって売っていくのか、その武器をどう作るすべきかの嗅覚は育っているようでした。

そこから彼と連携を取り、サービスの設計を詰めて、ほぼ独断でサービス開始プレスリリースを配信しました。

「スポットコンサル」ならぬ「スポットブレスト」をサービスに

話を変えると、「スポットコンサル」というサービスが世の中には存在します。時間単価の顧問料を支払って、色々と専門家の声が聞けるサービスです。

従来、戦略コンサルティングファームや広告代理店など大型契約をしないと受けられなかったコンサルサービスが、個人単位、スポット単位で受けられるようになったという意味で、素晴らしいサービスだなと思います。

知見を持て余すプロからしても、いい意味で仕事の間口が拡がり、世の中に素敵な機会をたくさん作っていると思います。

一方で、「コンサルティング」という概念自体にはまだ、機会があると思います。

具体的には、情報を持っている人→情報を求めている人という先生と教え子の関係性が主となると思いますが、実は本当に欲しいのは、答えを導き出す力ではなく、問いを立てる力だったりすることがあります。

そうして発展するのが、「コーチング」
私自身専門家ではないので、あまり詳しくはないのですが、自己内省を促し、適切な問いに向き合う力を育むようなイメージを持っています。

コンサルはあまりにも先生任せすぎて、コーチングは本人任せすぎる。(当然グラデーションなのでその限りではないことは百も承知だが)

その間なのか、全く別のアプローチなのかで、「ブレスト」が入り込む余地は無いだろうか、と考えた次第です。自分もアイデアを紡ぎ出すし、他人のアイデアと混ざり合わさることでもっと良くなる素敵な時間です。

私自身、前職プランナー時代で一番楽しかった時間は「ブレスト」の時間でした。

一人でウンウンと考えていてもあまりいいアイデアが浮かばない時も、ブレストで相乗効果的にアイデアが膨らむことは多々あり、その瞬間のヒラメキがとても尊い時間でした。

一方で、事業会社に所属すると、アイデアを発散させるブレスト(夢)よりも、事業を推進させること(現実)が重要視され、ブレストであーでもないこーでもないと多様な意見をぶつけあう機会は少ないように感じています。

(もしかしたら、毎日ブレストに向き合っている人もいるかも知れないのですが、それなりに人数規模が大きくなると、発散させるよりも収束させる力が求められているように感じます。)

不要不急のサービスだけど

とは言っても、毎日ブレストをするような機会なんてほとほとなく、年度のはじまりだったりとか、新規プロジェクトが立ち上がったタイミングとなることが多いと思いです。

我々もすぐにこのサービスが必要になるとは思っていませんが、誰かが困った時にすぐに手を差し伸べられる様に口は空けて待っています。

なにかをはじめる時、これを宣言しているかどうかで、世の中からの反応は変わると思います。そういう意味では、このタイミングで自社プレスリリースを出したことにも大きな意味があると考えています。

時代を変える挑戦をしている同士の皆様へ。

ぜひ、ブレストしましょう!

(どんなことができるの?というお問い合わせ・無料面談30minは随時やっております)

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